
29日土曜日に地元東大阪市のイベント「わくわく探検(駅前シリーズ)」にスタッフとして参加しました
今年は地下鉄中央線長田駅から高井田までのコースです
参加者も多数で楽しい半日でした

詳細は建築士会東大阪のHPを見てください
http://www.aba-osakafu.or.jp/chiiki-gr/higashiosaka/index.htm
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日本庭園の解説本や専門書には必ず第1ページに載るでしょう「龍安寺の石亭」です
先日三十三間堂の次に行ってきました
この石亭はあまりにも有名で説明は色々な解説本に任せるとして・・
最近の建築写真のお話を!
建築写真は色々な専門家としての撮影のルールやお決まりがあるみたいですが、ひと昔は人物を入れることはタブーだったそうです
「新建築」などの建築専門誌でも、昔のものを見てみると人が映っているのはほとんどありません
でも最近は、わざと人物を入れて臨場感や生活感を出すのが流行りだそうです
当然と言えば当然なんでしょうが、あくまでも主役は建築なんですね
・・で、この超有名な石亭に日本初の人物を入れた写真をアップしました(笑)
うまく撮れていれば、ぜひ拍手お願いします!


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少し前、浄土寺へ行ってきた報告をいたしましたが、そのつながりから三十三間堂へ行ってきました
浄土寺の本尊、阿弥陀三尊像は快慶(かいけい)の作でしたが、三十三間堂は湛慶(たんけい)がかかわっています
三十三間堂はご存じのように33間もの桁行きをもつ日本有数の大建築です
最初は私もこの大迫力を見たいために訪問したのですが湛慶の仏像作品のほうに見とれてしまいました
千手観音坐像を中心に千体千手観音立像は圧巻ですが、それにも増してその前面の柱間に順番に配置されている風神、雷神と二十八部衆像は見ごたえがあります
湛慶はあの東大寺南大門の金剛力士像で有名な運慶(うんけい)の子供ですが、最強の親子です!
運慶と同時期に活躍した一門の快慶との両方のいいところを吸収して育った天才彫刻家というところでしょうか!
運慶の躍動感と快慶の繊細さがミックスされ完璧です!
鎌倉期の三十三間堂再建のときに平安期の作品である凛とした千体千手観音立像の前に、躍動感のある作品を並べる大胆な湛慶!
室内は撮影禁止で写真がないのが残念です

三十三間堂にはもう一つ物語があります
「和佐大八郎の通し矢」です
お堂の”軒下”120mを弓で射る しかも24時間、一人で!すごい競技です!!
尾張、紀州の二大雄藩の功名争いが人気となったそうです
大八郎の父は尾張藩に負けて責任を感じて切腹しました
大八郎が18歳になった時に紀州藩代表として参加し13053本の内8133本を通すという強靭な肩で大記録を達成したそうです
同じ紀州出身として誇りです
3年ほど前、熊野古道散策中に和歌山市から海南市に抜けるところに彼の墓がひっそりありました
当時は、誰かわからず説明書きを見ながら手を合わせましたが、ぜひもう一度お参りしたいと思います
「50肩が疑われる私の肩を強靭な肩にしてください!」

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